大気汚染や地球温暖化、廃棄物処理といった環境問題は深刻さを増し、
社会全体の重要課題としてさまざまな取り組みが推進されています。
フクタマは、企業の社会的責任の重要性を認識し、企業活動による
環境負荷の低減をはかる取り組みなどを通じ、
地球環境の保全を積極的に推進しています。
既設照明器具を省エネ効果の高い蛍光灯に代替。電力消費量を低減することで、発電時に発生するCO2排出量を削減します。従来の蛍光灯に比べて、電力消費量の大幅削減に成功しました。
循環型社会を目指し、物流活動により発生するストレッチフィルム・ダンボール・紙等の産業及び一般事業系廃棄物を確実に分別回収することにより、埋立・単純焼却処理のない「ゼロ・エミッション倉庫」を実現しました。
荷役に使用するフォークリフトを、ガソリンタイプ・ディーゼルタイプからバッテリー駆動の電気タイプに代替。また、近年では廃食油を精製したバイオディーゼル燃料を積極的に利用しています。環境負担の少ないエネルギーを使用することで、CO2排出量の削減を実現します。
精穀事業の工場内において排出される空気をクリーンにする、消煙消臭システムを導入しました。これは、麦茶の焙煎加工の際に発生する独特のにおいを含んだ煙を、約800℃の高温で再度燃焼し、きれいな空気として屋外へ排出するものです。近隣住民の皆さまの暮らしの場に配慮した試みです。
フクタマは、村中営業所と小牧営業所及び福玉米粒麦の全事業部門においてISO9001・ISO14001を取得しています。事業の発展継続のために、環境保全は必要不可欠な課題と考えます。環境保全を通して、地域社会に貢献できる企業となるよう、積極的に環境負荷の低減に取り組んでいきます。
2013年2月、本社修学館の建設を機に太陽光発電システムを屋上に設置、翌年3月には村中営業所、御供所営業所両倉庫にも導入し発電容量合計971kwとなりました。これからも倉庫業の特色を生かし、電力の安定供給のためにも自然にやさしいエネルギー、太陽光発電に積極的に取り組んでいきます。
2001年 | 村中営業所 ISO9001認証取得 |
2004年 | 村中営業所 ISO14001認証取得 福玉米粒麦株式会社 ISO14001認証取得 |
2005年 | 福玉米粒麦株式会社 ISO9001認証取得 村中営業所、岩倉営業所 高効率照明器具に更新 |
2008年 | ターミナル営業所 高効率照明器具に更新 |
2009年 | ターミナル営業所 グリーン経営認証取得 一宮千秋倉庫 高効率照明器具に更新、フォークリフト、トラック燃料にバイオディーゼル導入 |
2011年 | 岩倉営業所 ISO9001、ISO14001認証取得 一宮千秋倉庫 国内クレジット制度排出削減事業認定 新矢戸川倉庫 高効率照明器具に更新 |
2012年 | 小牧営業所 ISO9001、ISO14001認証取得 小牧営業所、元町倉庫 高効率照明器具に更新 |
2013年 | 本社修学館 太陽光発電システム稼働 小牧営業所 Jクレジット認証登録 西之島倉庫 高効率照明器具に更新 |
2014年 | 村中営業所、御供所営業所 太陽光発電システム稼働 大口焙煎、大口包装、江南包装工場 ISO22000認証取得 |
2016年 | 入鹿倉庫 太陽光発電システム稼動 |
地域とのふれあいを大切に、そして地域社会との共生を目指すため、フクタマでは従業員による社会参加を通じた地域貢献活動を企業活動の一つとして考えています。「五条川」や、小牧市の「大山川」などの河川の清掃活動は継続して実施。社員はもちろん家族も参加して積極的に取り組んでいます。本社をはじめ、事務所や倉庫など各施設のよりよい環境づくりのためにも、近隣住民の皆さまと協力し合いながら、これからも幅広い活動に努めていきます。